企画と評価のサイクル

当センターの専門研修は、下図に示す「企画 → 実施 → 評価 → 改善」のサイクルに則って運営しています。

サイクル

研修の構成

専門研修は基本的に、事前学習、一斉受講、事後研鑽の3段階で構成されています。

区分 形態 内容
事前学習 個別 事前課題 フェイスシート、事例のまとめ等
オンデマンド学習 所定の講義映像の視聴とレポート作成
一斉受講 集合 参集型 研修会場で対面方式
ライブ配信型 コミュニケーションツールによるWeb上の生配信
事後研鑽 個別 教材提供 ホームページ上のWebトレーニングとミニ講座、研修映像DVDの貸し出し
専門相談 ケース対応や関係法令等の相談
研究事業 実践的な課題研究の報告書を公開
情報発信 研修や教材の案内等のメール配信、広報紙の郵送、死亡事例検証報告書の掲載

オンライン研修の区分

当センターではオンライン研修の配信方法を以下のように区分して、特徴に応じた効果的な活用を目指しています。

方法 概要 長所 短所
オンデマンド配信 各自がサーバに接続し
動画教材等を視聴する
  • いつでも受講可能
  • 単元ごとに区切って学べる
  • 聞き直しが可能
  • 一方通行の情報発信
  • 受講の先延ばしや集中しにくいこともある
  • 時間外勤務につながるおそれ
ライブ配信 講義や演習をリアルタイムに
一斉配信する
  • 一定の双方向性
  • グループ演習が可能
  • 受講者間の交流が可能
  • 活発な交流や質疑は困難
  • 長時間だと集中力低下
  • 時に通信障害
eラーニング 各自がサーバに接続し
教材(動画や問題)で自習する
  • いつでも自習可能
  • 設問や試験を組み込んで知識の定着を促進できる
  • 制作にかかる労力や費用が大きい
  • 一方通行の情報発信
共通
  • 旅費と移動時間がかからない
  • 会場の制約を受けずに受講人数を拡充できる
  • 通信環境や機器の制約を受ける職場がある
  • 個人情報保護にいっそうの配慮が必要
  • 打ち解けた交流には限界がある
  • 研究報告書「オンライン研修の導入による変化と今後の展望」はこちら