フィンランド共和国Republic of Finland
地図：外務省
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/finland/index.html より
| フィンランド | 日本 | |
|---|---|---|
| 人口（児童人口） | 555 万（104 万） （2021.12.31） Statistics Finland |
1億 2,615 万（1,836 万） （2020.10.1）総務省統計局 |
| 首都と人口（児童人口） | ヘルシンキ 66 万（9万）（0-14歳） （2022）Statistics Finland |
東京 1,327 万（183万） （2022）東京都 |
1.通告件数
表 1-1．通告件数と他通告対象児童数
| 2017 | 2018 | 2019 | |
|---|---|---|---|
| 出生前通告件数 | 2,175 | 2,008 | 2,253 |
| 通告件数 | 139,368 | 145,880 | 156,200 |
| 通告対象児童数 | 76,116 | 78,875 | 83,090 |
出典：Finnish Institute for Health and Welfare.（2022）. Lastensuojelu 2021, Tilastorapotti 22/2022., Finnish Institute for Health and Welfare.（2021）. Lastensuojelu 2020, Tilastorapotti 19/2021.
2.児童保護ケース対象の児童と若者の数
図2-1．年間の児童保護対象児童、初めて児童保護の対象となった児童、通告対象児童の数の推移
出典：Finnish Institute for Health and Welfare. （2022）. Lastensuojelu 2021.
表2-1．児童保護ケースとなった児童と若者の数
| 児童保護の対象となった 児童と若者 |
前年比 | 初めて児童保護の対象となった 児童と若者 |
前年比 | |
|---|---|---|---|---|
| 0-17歳合計 | 38,343 | -2% | 13,750 | -1% |
| 18歳以上 | 10,787 | +19% | 432 | +77% |
| 合計 | 49,130 | +1% | 14,182 | ±0% |
出典： Finnish Institute for Health and Welfare.（2022）. Lastensuojelu 2021, Tilastorapotti 22/2022.
※フィンランドの児童保護法では、児童は18歳未満を、若者は19歳以上25歳未満を指す。2020年まで児童保護の対象は21歳までであった。
3.家庭外ケア
図3-1．家庭外ケアを受けた児童数の推移
1人の子どもが、緊急保護と代替養育をそれぞれ複数回受けている場合もある。
出典：Finnish institute for health and welfare.（2022）. Lastensuojelu 2021, Tilastorapotti 22/2022.
表 3-1．家庭外ケア措置数（目的別）
| 目的 | 2015 | 2020 | 2021 |
|---|---|---|---|
| オープンケアの支援場所として | 3,602 | 4,050 | 3,806 |
| 緊急保護 | 1,950 | 2,619 | 2,632 |
| 代替養育（里親や施設での養育） | 8,146 | 8,699 | 8,384 |
| 行政裁判所による命令による措置 | 2,493 | 2,775 | 2,743 |
| アフターケア措置（自立支援） | 273 | 176 | 162 |
| 家庭外ケア措置となった若者と児童の総数 | 16,464 | 18,319 | 17,727 |
1人の児童が、複数回、措置されている場合もある。
出典：Finnish Institute for Health and Welfare.（2022）. Lastensuojelu 2021, Tilastorapotti 22/2022.
表 3-2．家庭外ケア児童数（措置先別）（2021 年 12 月 31 日現在）
| 措置先 | 児童数 | 割合 |
|---|---|---|
| 里親 | 5,168 | 56％ |
| 専門里親 | 727 | 10％ |
| 施設ケア | 3,198 | 30％ |
| その他 | 329 | 4％ |
| 合計 | 9,422 | 100％ |
出典：Finnish Institute for Health and Welfare.（2022）. Lastensuojelu 2021, Tilastorapotti 22/2022.
※施設ケアには、チルドレンズホームやユースホームなどの児童保護施設、シェルターを含む家族で入所できる施設、レジデンシャルスクール、薬物治療施設、発達障害児童のための施設などがある。その他には、親が暮らす家、自立を支援する施設、妊娠期の親または2歳以下の子どもの父親や母親が子どもと入ることができる刑務所などが含まれる。
図3-2．家庭外ケア児童の措置先の割合（年齢別）（N=9,422）（2021 年 12 月 31 日現在）
出典： Finnish Institute for Health and Welfare. （2022）. Lastensuojelu 2021, Tilastorapotti 22/2022.
4. 虐待による死亡事例
フィンランドでは、死亡事例に関する統計はない。
